投資

投資に重要な指標解説

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収益性の指標

ROE(自己資本利益率) 株主が出資したお金を使って、どれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す指標です。計算式は「当期純利益 ÷ 自己資本 × 100」で、10%以上あれば優良とされることが多いです。例えば自己資本100億円で純利益15億円なら、ROE15%となります。

ROA(総資産利益率) 会社の全資産を使って、どれだけ利益を生み出しているかを示します。「当期純利益 ÷ 総資産 × 100」で計算され、借入金も含めた資産全体の運用効率がわかります。

割安性の指標

PER(株価収益率) 現在の株価が、1株あたり利益の何倍で取引されているかを示します。「株価 ÷ 1株あたり純利益」で計算し、数値が低いほど割安とされます。日本株では平均15倍程度が目安で、10倍以下なら割安、20倍以上なら割高と判断されることが多いです。

PBR(株価純資産倍率) 株価が1株あたり純資産の何倍かを示す指標です。「株価 ÷ 1株あたり純資産」で計算され、1倍未満は理論上「解散価値より安い」ことを意味します。ただし、成長性の高い企業は高PBRでも正当化されることがあります。

安全性の指標

自己資本比率 総資産のうち返済不要な自己資本が占める割合で、「自己資本 ÷ 総資産 × 100」で計算します。40%以上あれば健全、50%以上なら優良とされます。

流動比率 短期的な支払い能力を示す指標で、「流動資産 ÷ 流動負債 × 100」で計算します。200%以上が理想的とされます。

実践的な使い方

これらの指標は単独ではなく組み合わせて判断することが重要です。例えばPERが低くても業績が悪化傾向ならリスクがあり、ROEが高くても自己資本比率が低ければ財務リスクが高いと判断できます。